当心理相談室では相談室としての活動のほかに、心理・教育・福祉・精神保健などに携わっている方々を対象として、お互いの向上を目指す教育・研修活動をおこなっております。
日曜セミナー
1987年に始まった「日曜セミナー」は、“学ぶ場と質の高い研修の提供”を目的に開催されてきました。心理臨床をはじめ、人と関わる仕事や活動に携わる方々を対象に、臨床的な視点からの学びを提供することを意図しています。理論だけでなく、実践につながる洞察や対話を大切にし、日常の援助活動に活かせるヒントを得られる場として継続的に開かれています。関心をお持ちの方はどなたでもご参加いただけます。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
夏季特別セミナー
このセミナーでは、心理臨床や対人援助に必要な知識や理論に加え、ひとつの題材をもとに対話を深めていく時間を大切にしています。参加者同士の交流や視点の共有を通じて、援助の実践に活かせる気づきや学びを得られる場となることを目指しています。参加対象は、人と関わる専門職、援助者、教員、そして大学院生です。それぞれの立場から語り合い、考えを深める機会として、毎年多くの方にご参加いただいています。
通年セミナー
杉原心理相談室では、年間を通じて月1回のペースで、ケーススタディを中心とした通年セミナーを実施しています。このセミナーでは、人と関わる仕事や活動に携わる方々が、自らの事例や実践を持ち寄り、臨床的な視点から語り合いながら理解を深めていきます。また、事例の検討を通じて、他の分野や職種への理解を深め、実践の連携にもつなげていくことを目的としています。
ひろしま思春期シンポジウム情報
思春期の心理臨床について討論を深め、思春期の心理臨床にとっての大切な視点を共有していきたいと考えています。思春期の子どもと関わる医療、教育、福祉関係の方のご参加もお待ちしております。また、災害後の心のケアに関する勉強会も不定期で開催しております。各機関と連携しながら、今必要な知識や考え方を共有していく場を提供していきたいと考えています。